1997年のピークから女性の技術者と技能者が減り続けて来た建設の現場に、女性を呼び戻そうという働きが活発になっています。政府は成長戦略の一つに「女性の活躍」をあげており、国土交通省は建設業で働く女性技能者を18万人まで増やし、技能者全体に占める割合を6%以上にしようという目標を掲げました。同時に女性技術者の数も過去のピーク時より多い2万人まで増やすことを目指しています。
女性の技能者と技術者を合せてけんせつ小町と愛称を決め、国土交通省は建設の関連団体と協力して企業の女性採用や登用を推奨しています。
今後は、結婚や育児などけんせつ小町の生活の基盤を支える制度を社会に根付かせていく段階でしょう。
建設の現場では、より目につき易い問題があります。トイレ、更衣室、洗面所などがそれで、アンケートによれば、女性用に整備された施設を使用したいという意見があり、共用では「おちつかない」／「安心できない」などの解答もあった様です。

より、安心感のある現場で落ち着いて働いてもらう為に、日野興業株式会社は現場が女性にできることが何かを考えます。

フラワートイレは、外見を他のトイレと全く変え、ピンクという色によって女性用のトイレであることを訴えかけます。トイレが女性用である事を示すサインやトイレの配置場所に関する配慮等けんせつ小町が働きやすい現場を構築していく為には多くのものが必要になりますが、フラワートイレは女性用トイレとしての機能だけでなく、その本体の色も現場レイアウトの一助となるでしょう。

フラワートイレには除菌クリーナー等が標準で装備されている他、必要に応じて二重ロック等のオプションを追加する事も可能です。